普段の日記(2012年)
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2012/12/29(土)
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*今年もあと3日となりました。今日は、論文をひとつ投稿しました。山形大学のラボの17報目です。査読が始めるのは来年になってからだと思いますが、良い結果を期待しています。すぐに次の論文を書き始めます。山形のラボ(あと3ヶ月)の目標20報まであと3報です。
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2012/12/28(金)
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*今日は仕事納めです。みなさん、1年間お疲れさまでした。
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2012/12/21(金)
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*ラボでクリスマス会を行いました。
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*学生時代(東大時代)によく行ったお店のチェーン店が仙台にもあり、懐かしくて入りました。この定食をよく食べました。
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2012/12/14(金)
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*大阪大学蛋白研の高木淳一先生にご講演をして頂きました。とても有意義な時間でした。
高木先生の研究に対する姿勢は、高木先生のHPに書かれています。
(高木先生のHP)
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*ちなみに、以下の記事は我々のラボとは関係ありません。
山大教員、研究で不正 医学部、都合良いデータを使用.
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2012/12/12(水)
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*教授会に出席のために、東北大学に来ています。山形の高速道路が雪で徐行運転(50 km/h規制)になっているため、少し時間がかかります。仙台は天気が良いです。
今日の教授会は1時間程で終わりましたが、6時から教授会忘年会です。新人挨拶もあるそうです。先程、大内医学科長が直接机のところまで来てくれ、声をかけてくれました。いつも気遣って下さって感謝しております。
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2012/12/7(金)
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*ラボ忘年会を行いました。
参加者:加藤、金子、會田、鈴木、佐々木、川面、辻本、森田、柳谷、晃成、泰成(合計11名)
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2012/11/30(金)
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*プレハブの工事が少しずつ進んでいます。
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2012/11/16(金)
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*来年我々のラボが入るプレハブの下見に行きました。基礎工事が始まったようです。
2012/11/13(火)
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*山形大学医学部の同期(27期)の先生方からお祝いのお花を頂きました!こんな大きなお花を頂くのは人生で初めてです。お気遣いありがとうございました。同期のみなさんが医師として頑張ってくださっているおかげで、私が好きな研究に集中することができます。近い将来、同期のみなさんに臨床で使って頂けるような新薬を開発するため、研究を頑張ります。
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2012/11/9(金)
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霞城公園も紅葉がきれいです。
この霞城公園の紅葉をこの角度から見るのも、今年が最後です。
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2012/10/1(月)
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*本日から、東北大学医学部でお世話になります。創薬PFは山形で続けます。引き続きよろしくお願い致します。今日は出勤できないため、明日辞令を頂きに出勤します。
土曜日からの2泊3日の合宿会議が今日終わります。午後の便で山形に戻ります。
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昨日のランチに出た”引っ張りだこ”弁当
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2012/9/21(金)
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*癌学会も終わりました。昼まで参加し、仙台空港経由で山形に戻るところです。今回の癌学会では、ポドプラニン関連の演題も多く、ポドプラニンの機能や治療に関する演題も見受けられました。AACRでは、5年前ぐらいにこのような状況になっていましたので、やはり、日本は5年ぐらい遅れています。抗体医薬の演題もかなりありましたが、単鎖抗体をはじめ、いろいろと議論されていました。しかし、これについてもアメリカと比べると5年ぐらい遅れている感じがします。
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札幌では、北海道らしいものを食べなかったので、新千歳空港でいくら弁当を買いました。
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来週も忙しくなります。週末から、2泊3日で創薬PFの代表者会議(@神戸)です。
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2012/9/17(月)
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*札幌に着きました。大通りでは、さっぽろオータムフェスト2012というイベントで、人がたくさん集まっています。ビールを片手に、みなさん楽しそうです。
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明日の日本分子腫瘍マーカー研究会では、トップバッターということで遅刻ができませんので、会場まで下見に行ってきました。気温は26度になっていましたが、まだ日差しが強く、半袖でちょうど良いです。
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夕方のローカルニュースで、貍小路という古くからの商店街の紹介があったので、ホテルの近くということもあり、行ってきました。テレビにも出ていたタヌキもいました。
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その後、夕食に札幌ラーメンを食べました。
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チャーシューで麺が見えない。。。
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2012/8/4(土)
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*福岡歯科大学の沢先生をお招きし、ポドプラニン研究に関するディスカッションを行いました。とても有意義な時間でした。
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福岡のお土産を頂きました。
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夕方からラボに行き、4LのNZ-8の培養液からの精製を開始しました。今回は、粉から作った無血清培地で、前回の液体培地との比較を行います。
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来週はラボの模様替えを行い、週の後半は出張が2つ続きます。
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2012/8/1(水)
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*今日は忙しい1日でした。。。
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2012/6/24(日)
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金曜日の宿泊のホテルがあまりにもひどすぎて(あるいは疲れがたまったか)、体調を崩してしまいました。来週の出張がもっと大切な会議がありますので、気合いで直さなくてはなりません。
入り口が外にあるホテルは、アメリカ以来です。しかも屋根裏。。。中は湿っていて、エアコンをつけて寝たら、これで喉を痛めました。
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2012/5/12
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変異型IDH1/2に対する新規抗体が追加でひとつ樹立できました。現在、ハイブリドーマの最初のストックを行っていますが、どうしても週末にかかってしまうため、週末も毎日世話をしています。継代の最初の方は、どうしても細胞が不安定であり、特にこのような大切な細胞の場合は心配です。
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自宅から見える桜もすべて散りましたが、新緑も美しいです。
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以下は桜が満開の時の写真です。
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2012/5/11
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日経バイオテク5月7日号「キーパーソンインタビュー」、協和発酵キリンの花井陳雄社長に聞く(日経バイオテク)
――花井社長のスタイルとはどのようなものなか。
「部下との距離が遠くならないように心掛けている。距離が遠くなってしまうと、必要な情報が入らなくなり本当のことが分からなくなってしまう。結果として、社長が独善に陥り、意思決定を間違う危険性がある。社長にはなかなか意見しにくいとは思うが、そうしてもらえるようにしむけているつもりだ。もともと私は、研究者、BioWa社の社長、開発本部長、いずれの役職でも、自分だけで考えるよりいろんな人と話していく中で、判断してきた。そのスタイルを今後も踏襲したい。」(インタビューより)
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2012/5/3
今日も家族で休日出勤し、大切な実験を行いました。先週、共同研究者から提案された重要な課題でしたので、連休明けを待てませんでした。今日の結果はすばらしいもので、今後の発展が期待できます。
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2012/5/2
英国の個の医療;Staratified Medicine(日経バイオテク)
とても大切な問題提起です。
「ポテリジオ」とコンパニオン診断薬の同時開発、「PMDAから提案があった」と協和発酵キリンの花井社長
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花井陳雄さんは素晴らしい方です。
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2012/4/29
今日は家族で休日出勤。連休明けまで結果が待てないため、夜までかかりましたが頑張りました。そのおかげで、とても良い結果が出ました。息子2人はお腹が空いて大変そうだったので、帰りにラーメンを食べに行きました。
子供はいつものキッズセット。大人は、みそとしおをひとつずつ注文。妻が辛みを抑えたしおを食べているつもりだったのですが、どう考えても辛い、しかも、みそなのでは?と食べ終わってから言い始めました。検証のため、両方のスープを飲み比べてみると、全く同じ味。会計の時に、しおと書いてるけどみそでしたよ、と教えてあげたのですが、<食感は似てるけどしおなんです。>と間違いを認めませんでした。争っても仕方がないので、とりあえず帰りました。
研究者としては、次回もう一度同じメニューを注文して、再現性を見なければなりません。
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2012/4/27
今日で、4月も終わり。本当に1ヶ月は早く感じます。明日から連休ですが、どこにも出かける予定はありませんので、いつもの通りに細胞の大量培養を行っています。
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<病院前の桜並木>
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2012/4/25
今日は、解剖学教室の花見に呼ばれ、家族で参加しました。花見と言っても室内で弁当を食べる、という感じでしたので、自宅に帰った後に、霞城公園の夜桜を見に行きました。素晴らしい桜です。
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申請書もひとつ書き終え、一息といったところです。
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2012/4/21
桜が開花しました。日当りの良いところだけ、咲いているようです。(我々にも春の知らせが来ることが待ち遠しいです。)
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2012/4/20
先日rejectになった論文を、少しは忘れようと思っていましたが、やはり無理でした。家に帰った後、再投稿しました。今度は、アクセプトになることを祈って。。。
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2012/4/18
一昨日の論文のことは忘れてしまうほど、忙しくなってきました。論文はしばらく保留にして、次の仕事に集中しています。
さて、今日はこれから東京出張です。共同研究者との仕事の打ち合わせです。声をかけて頂けるのはありがたいことです。
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2012/4/16
投稿していた論文について、ひとつ残念な結果が返ってきました。毎回のことではありますが、やはりショックです。しかし、出し続けるしかありません。
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2012/4/11
本ホームページのアクセス数が10万を突破。
(100000.jpg )
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2012/3/30
一つ目の抗原に対する抗体のクローンを取ることに先日成功しましたが、FACSやWBには使えない抗体でした。残念ながら、一つ目の抗原については終了です。2つ目の抗原については、2匹ともfusionがうまくいきませんでした。3つ目の抗原については、1匹目からいくつかの陽性wellを選び、24 well plateで培養中です。再現性が取れれば、クローニングに入ります。2匹目にも期待していますが、fusionから1週間経ってもあまりコロニーが大きくならず、困っています。辻本先生も臨床に戻り、私がまた一人で抗体作製に取り組みます。最近のfusionがうまくいっていないことから、また来年度も条件検討から再開です。
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2012/3/28
今日は辻本先生のお疲れさま会をしました。この1年、とても良く働いて下さいました。
2012/3/26
今年度もあと1週間。気分転換も兼ねて、ラボの模様替えを行いました。ミーティングスペースを広げ、ゆったりとさせました。気持ちも落ち着きます。
先日の1つ目の抗原に対するハイブリドーマのクローニングの結果、本日、クローンが樹立できました。反応性はポリクローナルの培養上清と比べて格段に良くなっています。非特異な抗体を産生するハイブリドーマも混じっていたようです。やはり、同じwellに良い抗体と悪い抗体が混じっていました。この樹立したクローンが、FACSで良い反応性を示すことを期待しています。
2つ目の抗原に対する2匹分のfusionは残念ながらうまくいきませんでした。現在、3つ目の抗原に対するfusionのコロニー出現を待っています。
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2012/3/19
今年度最後のfusionを辻本先生に行って頂いています。1つ目の抗原2匹については、1匹目がとても良いfusion効率で、3well選択できました。しかし、この蛋白質の局在がよくわかっていないため、スクリーニングに苦労しています。膜に局在しているという話もありますが、ELISA陽性の1wellについて、FACSで反応性が確認できません。とりあえず、クローニングを行い、再度調べることになります。
2つ目の抗原についても2匹のfusionが終わりました。この抗原は、前回のシリーズで有用な抗体がたくさんとれました。1匹目はあまりfusion効率が良くなく、19%のwellにコロニーが出ていました。今日、1st ELISAを行いましたが、陽性wellはゼロ。2匹目に期待します。
3つ目の抗原の1匹目もfusionが終わり、あと1匹となりました。これは、随分前に挑戦して樹立できなかった抗原です。世の中に良い抗体が販売されていないので、何とか樹立したいところです。
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2012/3/12
本日、論文をひとつ投稿しました。とにかく、論文を出し続けます。
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2012/3/9
分子腫瘍マーカーチームとしての10報目の論文がPuMedに掲載されました。
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Takano S, Kato Y*, Yamamoto T, Kaneko MK, Ishikawa E, Tsujimoto Y, Matsuda M, Nakai K, Yanagiya R, Morita S, Tsuboi K, Matsumura A.(*corresponding author)
Immunohistochemical detection of IDH1 mutation, p53 and internexin as a prognostic factor of glial tumors
J Neurooncol. 2012 Mar 7. [Epub ahead of print] 2012 Mar 7. [Epub ahead of print]
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今回の論文は、医学部の学生さんも共著者になっていることも意義深いところです。(他学部ならば当然なのですが。)山形大学医学部も、私立大学並みに医学専門学校になっています。その割には、国家試験の合格率も下がってきているようです。もう一度、教育というものをしっかり見直す段階に来ているのではないでしょうか。
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今回の論文は、学生のうちからラボに出入りし、共著者になれるレベルの最先端の医学の知識や技術を身につけることも可能だということを示せたと思っています。
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2012/3/8
「山中所長によると、せっかく集めた優秀な人材が将来への不安から流出する問題が起きているという。そこで3年前に寄付を募る研究基金を設け、11日の京都マラソンでも寄付を募ることにした。」朝日新聞
今や日本で最も期待されているiPS研究に関わる京都大学ですら、このような問題が起きているとは、信じがたいことです。我々の来年の職が見つからないのも当然のように思えてしまいますが、そんなことは言ってられません。何とか、今の研究を発展させ、抗体医薬の開発をするまで研究を続ける意気込みで就職活動を頑張ります。
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2012/3/7
久しぶりに抗体のスクリーニングを行いました。今回は細胞免疫、ペプチドスクリーニングというプロトコールで、通常の抗体作製のプロトコールとは異なるため、陽性wellは少なかったものの、3wellが特異的に反応しました。再現性が得られれば、次のステップに入ります。
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2012/3/5
申請していた、大阪大学蛋白質研究所共同研究員 に採用され、大阪大学との共同研究を4月から開始します。当然、山形大学では実現不可能なプロジェクトであるため、このような共同研究を選んでくださった大阪大学の先生に感謝致します。このプロジェクトは、抗体の技術を大いに活かせるものであり、<抗体作製は研究ではない>と仰る先生方には理解不能なテーマかもしれません。とはいえ、結果がすべてですので、良い結果に繋がるように頑張りたいと思います。
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2012/3/4
山形大学の任期もあと1年余りとなりました。二年前に、空っぽの部屋からラボを立ち上げ、研究を開始し、共同研究を発展させ、プロダクトを世にだし、論文をまとめ、特許も申請する。。。
来年度の人件費確保、自分たちの次の職探し、、、仕事は増えるばかりですが、周囲の先生方の温かい励ましのおかげで、なんとか頑張っています。
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